Alexander-Isak(C)GettyImages

アーセナルOBが古巣に勧める2人のFWとは?一方で噂のイサクに「高値で買うのは良い決断ではない」

アーセナルOBのエマニュエル・プティ氏は、古巣に対して2人のアタッカーを獲得するようアドバイスした中、ニューカッスルFWアレクサンデル・イサクの獲得は避けるべきだと進言している。

今季もプレミアリーグ優勝争いを演じ、チャンピオンズリーグでは準々決勝まで駒を進めているアーセナル。しかし、現地メディアや解説者からは度々ゴールを保証するストライカーの獲得が必要だと指摘されており、『The Athletic』なども今夏の補強を想定していることなどを伝えていた。その他のメディアでは、ブレントフォードFWイヴァン・トニーに加え、スポルティングFWヴィクトル・ギェケレシュ、さらにイサクなどの名前が挙がっている。

そんな中、アーセナルのレジェンドであるプティ氏は古巣に2人のストライカー獲得を進言。『Genting Casino』で、トニーとアトレティック・クルブFWニコ・ウィリアムズの獲得を勧めた。

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「ニコ・ウィリアムズは本当に好きだ。アーセナルの前線でプレーできるだろう。彼はとてもスピードがあり、単独でのゴールスコアラーになれるし、チームメイトとのコンビネーションもいい。多くの人間が、マンチェスター・シティの(アーリング)ハーランド獲得は間違いだったと言っているが、相手陣内でボールを支配する方法があれば、ストライカーのために多くのチャンスを作り出すことができるものだ」

「アーセナルには、シーズンで20ゴールを奪えるストライカーが必要。かつてのマンチェスター・シティのように、シーズンで10~15ゴールを決められる選手は数人しかいない。ペップ・グアルディオラがシステムを変えたのは、多くのゴールを決められるストライカーが必要だとわかっていたからだ。ハーランドの最初のシーズンは、ゴール記録を塗り替え、チャンピオンズリーグを制覇した。ミケル・アルテタは、グアルディオラの足跡をたどることになるだろう。彼らの戦い方とストライカーは、ケーキの上のチェリーだ。ウィリアムズやトニーなら、アーセナルでもハーランドと同じくらいゴールを決められると思う」

一方、プティ氏は市場価値が1億ポンド(約192億円)まで上昇したとも言われるイサクについて、「高値で買うのは良い決断とは思えない」と主張。「アーセナルの移籍方針は非常に良いもので、チェルシーやニューカッスル、そういったクラブに資金を提供するよりも、その方針を維持すべきだ。そんな風にお金をばらまくべきではない。イサクはチームにとって良い補強になるだろうが、同じようなインパクトを与えられる選手はイングランド以外にもいる」と語り、より安価なオプションを探すべきと主張した。

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