Kai Havertz(C)GettyImages

アーセナル、チェルシーからハヴァーツ獲得を発表。「このクラブには大きな歴史があるし、たくさんのことを成し遂げたい」

アーセナルは28日、チェルシーからドイツ代表MFカイ・ハヴァーツを長期契約で獲得したことを発表した。

レヴァークーゼンのアカデミー出身のハヴァーツは、2016年10月にクラブ史上最年少となる17歳126日でトップチームデビュー。2017年には17歳でクラブ初得点を記録した。その後、4年間の在籍で150試合に出場して46ゴール13アシストを記録。2020年夏にはチェルシーと契約し、プレミアリーグの舞台に足を踏み入れた。

チェルシーでは3年間で139試合に出場し、公式戦で32ゴール15アシストを記録して多くの勝利に貢献。2020-21シーズンにはチャンピオンズリーグ制覇も経験した。24歳ながらドイツ代表でも35試合に出場するなど、さらなる活躍が期待されるアタッカーだ。

そんなハヴァーツを獲得したアーセナルのスポーティング・ディレクターを務めるエドゥ氏は、クラブ公式サイトで「カイをクラブに迎えることができて興奮している。カイは我々のチームにとってエキサイティングな補強であり、素晴らしい攻撃のクオリティと万能性をもたらしてくれるだろう」と述べ、ミケル・アルテタ監督も「カイはトップクオリティーの選手だ。万能性があり知的な選手でもある。彼は中盤に大きな強さをもたらし、プレーにバリエーションを与えてくれるだろう」と思いを明かした。

ハヴァーツも「この素晴らしいクラブに加入し、アーセナル・ファミリーの一員となることは、僕にとって最高にエキサイティングなことだ。このクラブには大きな歴史があるし、たくさんのことを成し遂げたい」と活躍を誓っている。

ハヴァーツは7月上旬のプレシーズントレーニングでチームメイトと合流し、背番号29のシャツを着用する予定。アーセナルは大きな補強に成功した。

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