ラ・リーガのジェネラルディレクターを務めるハビエル・ゴメス氏は、移籍市場でのプレミアリーグ勢の振る舞いを批判し、欧州サッカー連盟(UEFA)に新たな規制を導入するように求めていると主張した。
今冬の移籍市場でまさに“ひとり勝ち”だったのがプレミアリーグ勢。会計事務所『デロイト』によると、同リーグは今シーズンの移籍金で過去最高額となる総額28億ポンド(約4500億円)を記録した。さらに、英国史上最高額でのエンソ・フェルナンデス獲得をはじめ、積極的な補強を展開したチェルシーの今冬の移籍金総額は、ブンデスリーガ、ラ・リーガ、セリエA、リーグ・アンを合わせた金額をも凌駕した。
有望選手が続々とイングランドに到着する姿を目の当たりにしたゴメス氏は、ハビエル・テバス会長の『Twitter』に投稿された動画の中で「ラ・リーガの経済統制によりスペインのクラブがプレミアリーグのクラブよりも契約できないことについてたくさんの話があることを認識している」と話し、自身の考えを続けた。
「現実として、ラ・リーガで私たちは、クラブに対して支払うことができ、自らで生み出せる分、ようするに収益分を費やすことを求めている。クラブが生み出すことのできるもの以上を費やすためにシェアホルダーがクラブをサポートして、資金を出すことが認められているのも事実だが、特定の制限内でのみ可能だ」
「本質的に、イングランドで彼らはドーピングしている。彼らは費やすためにクラブが作り出していない資金を注入していて、シェアホルダーが離れれば、クラブの生存率を危険な状態にする。私たちの考えでは、他のリーグを弱体化させるものであるからこれは不正だ。これは私たちの戦いであり、シェアホルダーが一定の金額を超える資金の注入を防ぎ、この規則の徹底や順守しないクラブへの処分を科す新たな財政規制を導入するようUEFAに要求している」


