イギリス『スカイスポーツ』は、今夏の移籍市場におけるプレミアリーグ各クラブの総計支出(net spend)を伝えている。
現地時間9月2日に閉幕したイングランド夏の移籍市場。リヴァプールがイギリス史上最高額となる1億2500万ポンドでFWアレクサンデル・イサクを獲得するなど、各クラブが積極的な補強を展開。『BBC』によると、プレミアリーグ全20クラブが補強に投じた金額は、歴代最多となる総額30億8700万ポンド(約6141億5000万円)となったという。
そんな注目を集めた夏の移籍市場において、『スカイスポーツ』は各クラブの総計支出を分析。「補強に投じた支出」から「売却で得た収入」をマイナスし、最も「資金を使ったクラブ」を伝えている。
そしてトップに立ったのは、2億5700万ポンド(約511億円)でアーセナルに。ヴィクトル・ギェケレシュやエベレチ・エゼ、マルティン・スビメンディら即戦力の補強に2億6700万ポンドを投じた一方で、放出の多くがレンタル移籍に終わったこともあり、移籍収支ランキングではトップに立つことになった。
続く2位は、記録的な大型補強を敢行したリヴァプール。補強に使った金額は4億4650万ポンドとダントツであるものの、選手売却で2億2810万ポンドを得ており、移籍収支は2億1840万ポンド(約439億円)となっている。またチェルシーも、補強に2億9650万ポンドを投じているものの売却で3億1440万ポンドを獲得しており、移籍収支は-1790万ポンド(約36億円)となった。
プレミアリーグ全20クラブの総計支出ランキング ※『スカイスポーツ』調べ
1位:アーセナル(2億5700万ポンド)
2位:リヴァプール(2億1840万ポンド)
3位:マンチェスター・ユナイテッド(1億7070万ポンド)
4位:トッテナム(1億5420万ポンド)
5位:サンダーランド(1億41410万ポンド)
6位:エヴァートン(1億1400万ポンド)
7位:リーズ(1億31万ポンド)
8位:ノッティンガム・フォレスト(1億100万ポンド)
9位:ニューカッスル(9930万ポンド)
10位:マンチェスター・シティ(8980万ポンド)
11位:ウェストハム(7630万ポンド)
12位:バーンリー(6670万ポンド)
13位:フラム(2640万ポンド)
14位:アストン・ヴィラ(-1500万ポンド)
15位:クリスタル・パレス(-1770万ポンド)
16位:チェルシー(-1790万ポンド)
17位:ウォルヴァーハンプトン(-2090万ポンド)
18位:ブレントフォード(-5920万ポンド)
19位:ブライトン(-5980万ポンド)
20位:ボーンマス(-6580万ポンド)
