Kevin Schade Brentford 08262023(C)Getty Images

ブレントフォードのドイツ人FW、性差別発言の代理人を解雇…ブンデスリーガ史上初の女性コーチの“ネタ扱い”に不満

ブレントフォードのドイツ人FWケヴィン・シャーデが、性差別発言で非難される代理人マイク・バルテル氏を解雇した。

ウニオン・ベルリンは先日、ウルス・フィッシャー監督の退任を発表した際、U-19チームのマルコ・グローテ監督と、そのアシスタントである女性のマリー・ルイーズ・エタ氏をトップチームに引き上げることも発表。暫定的とはいえ、エタ氏のコーチ陣入りは女性としてブンデスリーガ史上初となり、国内で大きな話題を呼んでいた。

だが、バルテル氏は『X』 に「アシスタントはチームのドレッシングルームに入らなければいけないこともあるのでは? ドイツサッカーに嘲笑を浴びせないでほしい。チーム内のヒエラルキーを補強によって完全に破壊しただけで十分。もうさらなる話題は必要ない」と投稿。すぐさま炎上した結果、同氏は最初の投稿は削除するも「書き直さなければならない。女性コーチをネタにしてもウニオンは壊されたチームヒエラルキーを元に戻すことはできない」と綴り、エタ氏のトップチーム昇格がネタに過ぎないと主張し続けている。

そして、シャーデはそれらを受け、バルテル氏の解雇を決断。ドイツ『スカイ』で「その通り。代理人の姿勢や考え方にまったく共感できず、僕としても黙っていられなかったので、決別することにした」と認め、「僕はオープンさ、平等、多様性を支持し、自分の代理人も同じであると感じたい」と説明した。

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