アーセナルに所属するFWエディ・エンケティアが、クリスタル・パレス移籍に向けたメディカルチェックの許可を得たようだ。『The Athletic』が伝えている。
現在25歳のエンケティアは、9歳でチェルシーユースに加入。2015年にアーセナルユースへ入団した。2016年9月、アーセナルとプロ契約を結び、2017年にはヨーロッパリーグでトップチームデビューを果たしている。
2022年からはクラブのレジェンドである元フランス代表FWティエリ・アンリ氏が着用した背番号「14」番を着用。クラブからの期待を受けていたが、近年はドイツ代表FWカイ・ハヴァーツやブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスに出場機会を奪われる状況が続いている。昨季はリーグ戦27試合に出場し、5ゴールにとどまっていた。
そんなエンケティアに対して、C・パレスが興味を示しているようだ。C・パレスはアーセナルとの最終的な合意に取り組んでおり、2500万ポンド(約48億円)+ボーナス500万ポンド(9億5000万円)の条件を提示したと報じられている。それに伴い、エンケティアはクラブからメディカルチェックの許可を得たようだ。
C・パレスは今夏、日本代表の鎌田をはじめとする4選手をすでに補強。今季はリーグ戦でこれまで勝てていないものの、28日のカラバオカップ2回戦、ノリッジ・シティとの一戦では鎌田が1ゴール1アシストを記録し、4-0で勝利している。
U-21イングランド代表の最多得点記録を保持するなど、ポテンシャルに疑いはないエンケティア。鎌田との共演が実現するのか、今後のクラブとエンケティアの動向に注目が集まる。
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