ポルトガルサッカー連盟が国際サッカー連盟(FIFA)に意見書を提出する準備をしているようだ。ポルトガル『A Bola』が伝えた。
13日に行われたワールドカップ欧州予選グループF第5節でポルトガルは敵地でアイルランドと対戦。前半に2得点を許してビハインドを背負い、フラストレーションのたまる戦いが続く中、61分にクリスティアーノ・ロナウドが相手選手に対して肘打ちを見舞って退場に。数的不利となったポルトガルは最後まで反撃できずに0-2で敗れた。
ポルトガルは依然としてグループF首位に立ち、最終節でアルメニアに勝利、仮に引き分け以下でも2位ハンガリーの結果次第ではワールドカップ本戦出場権を手にできる状況だ。しかし、主将を務めるロナウドは、今回の退場で最低でも3試合の出場停止を受ける可能性が高く、仮にワールドカップ本戦出場を決めた場合、アルメニア戦とワールドカップ開幕2試合で出場停止になると予想されている。
そんな中、『A Bola』によると、ポルトガルサッカー連盟がロナウドの出場停止を1試合にまで軽減することを求めてFIFAに対して意見書を提出する準備を進めているようだ。
ポルトガルサッカー連盟の主張としては、敵地アイルランドのアヴィヴァ・スタジアムの雰囲気が"敵対的"であったこと。試合前日にヘイミル・ハルグリムソン監督は前回のポルトガルが1-0で勝利した試合でロナウドが主審をコントロールしたと挑発めいた発言をしており、これがスタジアムの雰囲気に影響を与えたと考えているようだ。
その他にも、肘打ちを受けたダラ・オシェイが繰り返しロナウドとポジション取りの中で押し合っており、ポルトガル代表FWが反射的に反応した結果、肘打ちになってしまったと主張。さらに、同選手にとって代表通算225キャップの中でこれが初めてのレッドカードであり、これまでのキャリアの中で模範的な振る舞いを見せてきたことから、今回の肘打ちが意図的ではなかったと強調している。
なお、FIFAは現時点でロナウドの出場停止試合数などの処分を発表しておらず、インターナショナルブレイク後に決定すると予想されている。
