ポルトがチアゴ・シウヴァの獲得を発表した。
ミランやパリ・サンジェルマン、チェルシーで大活躍した元ブラジル代表DFシウヴァ。2024年夏にヨーロッパから離れた同選手は、古巣フルミネンセに復帰し、主将を務めて41歳になった今でもチームの主力として活躍して今夏のクラブワールドカップ準決勝進出などに貢献した。
そんなシウヴァだが、現行契約の満了を迎える2025年末にフルミネンセから退団することが決定。家族がイングランドにいることもあり、またブラジル代表として来夏のワールドカップ出場を目指すためにヨーロッパに帰還する可能性が頻繁に取りざたされていた。これを受け、先日にはミランからの関心が届くとも伝えられてきた。
しかし、シウヴァが選んだのは同じく古巣のポルト。同クラブは20日、元ブラジル代表DFと2027年夏までの延長オプションの付帯する2026年夏までの契約を締結したことを発表した。また、3番のユニフォームを着用することも決まっている。
2005年に半年間を過ごしたポルトに約20年ぶりに復帰することの決まったシウヴァは「僕は今、ドラゴンズへの復帰を発表し、そしてこの機会を得られたことをどれだけうれしく、光栄に思っているかを伝えるためにここにいる」と話し、以下に続けた。
「この機会を与えてくれた会長のアンドレ・ヴィラス=ボアスとコーチのフランチェスコ・ファリオーリに感謝したいし、このユニフォームを再び着用するためにどれだけの情熱があるかを伝えたい。みんなの応援を頼りにしているし、ドラガンで会えることを願っている」


