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元ポルトガル代表ジョルジュ・コスタ氏が逝去。ポルトでともにCL優勝のモウリーニョも追悼

元ポルトガル代表DFジョルジュ・コスタ氏が亡くなったことが明らかとなった。53歳だった。

ポルトの下部組織出身のコスタ氏は2004年にジョゼ・モウリーニョ監督の下でポルトガルのクラブをチャンピオンズリーグ優勝に導くなど、通算324試合に出場。2005年に退団するまでにチャンピオンズリーグ、UEFAカップ、プリメイラ・リーガ8回の優勝を含む24個のトロフィーを獲得した。ポルトガル代表として50キャップも記録している。

現役引退後は監督業に転向し、16クラブで役職を歴任した後、昨シーズンからポルトのプロサッカーディレクターに就任していた。そんな中、5日にクラブのトレーニングセンターで心停止を起こし、亡くなったことが明らかに。クラブは声明で「コスタは生涯を通じて、ピッチ内外で、FCポルトを象徴する価値観、すなわち献身、リーダーシップ、情熱、そして揺るぎない挑戦の精神を体現しました。彼は何世代にもわたるファンに足跡を残しました」とした。

恩師でフェネルバフチェ指揮官のジョゼ・モウリーニョは「もし彼が今私と話すことができたら、『記者会見をやってくれ。明日は試合に出て勝ってくれ。私のことは忘れてくれ』と言うだろう。今日も明日も仕事を頑張るつもりだ。そして終わったら泣くつもりだよ」と話した。

また、ポルトでともにチャンピオンズリーグを制覇したデコ氏は「今日、ポルトガルサッカーとFCポルトはその最も偉大なシンボルの一つを失った」とSNSに投稿した。

「コスタはポルトの精神と決意を体現した人物だった。私たち全員にインスピレーションを与えた伝説のキャプテンだった。あなたと数々の称号と喜びを分かち合えたことは光栄だった。あなたの名前は永遠に記憶される。ご家族の皆様にお悔やみ申し上げます。また会おう、ピチョ」

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