Stefano Pioli MilanGetty Images

ミラン指揮官ピオリ、スクデットへ意欲「競争力あるチームから勝者となるまであと1歩」

ミランの指揮官ステファノ・ピオリが14日、ジェノア戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。

直近のリーグ戦において、2戦連続で格下とスコアレスドローに終わって足踏みしている首位ミラン。消化試合の少ない前年覇者インテルがわずか2ポイント差に迫る中、15日、セリエA第33節で降格圏のジェノアとの対戦に臨む。指揮官のピオリは、サンシーロでの一戦へ警戒を強めた。

「チームは勝利を目指してプレーしており、勝てなかった時はがっかりした。だが翌朝には、失望はチームに何が足りなかったのを探るための集中力へと変わった。選手たちのモチベーションは高い。ジェノアのことはしっかり研究している。良い守りをし、シンプルで効率的なカルチョを見せる。あまり早いタイミングでエリア内を埋め尽くさず、上手くタイミングを見計らわなければならない。ファンはこれまでも、そしてこれからも、我々のもう1つの武器だ。チームに絶えずエネルギーを与えてくれる。ここから最後まで良いパフォーマンスを見せていかなければならない。」

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「1年を通して良い取り組みをし、自信を持ってプレーしている。全員が最善を尽くしたからこそ、スクデット争いを演じ、コッパ・イタリアでも勝ち残っている。だがプラスアルファの何かを得るためには、全員がさらに頑張らなければならない。すべては自分たち次第だ。クオリティのあるプレーを見せれば、すべての試合で勝てるはずだ。データを見ても、ミランは長い困難の年月を乗り越え、競争力のあるチームとして復活した。競争力のあるチームから勝者となるまで、あと1歩だ」

最後にミラン指揮官は、40歳のズラタン・イブラヒモヴィッチの状態について説明を加えた。

「ズラタンはいくつかのフィジカルトラブルを抱えていて、7~10日ほど起用できない。彼の不在は特にホームにおいて重くのしかかった。シーズン終盤までに回復してくれることを願っている。彼の将来について変化はないと思うが、ズラタンは賢く、勇気もある。自身にとって最善の選択をするはずだ」

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