アタランタに所属するイタリア代表MFマッテオ・ペッシーナが、24日のヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント・プレーオフのオリンピアコス戦終了後、記者会見でウクライナ出身の同僚に言及した。
アタランタは24日、オリンピアコスとのセカンドレグに敵地で臨むと、ドッピエッタ(1試合2得点)を記録したウクライナ代表MFルスラン・マリノフスキーらの活躍により3-0と快勝。2試合合計5-1でELベスト16へと駒を進めた。
オリンピアコス戦の行われた24日、マリノフスキーの母国であるウクライナへロシアが軍事侵攻。そんな複雑な状況の中、ピッチに立ったウクライナ代表MFは66分、チームの2点目をマークすると、アンダーシャツに“NO WAR IN UKRAINE(ウクライナでの戦争に反対)”と手書きで書かれたメッセージを見せるゴールパフォーマンスを行った。さらにその3分後、マリノフスキーは試合を決定づける、ドッピエッタを記録。この試合の主役となった。
チームを代表し、試合終了後の会見に出席したペッシーナは、同僚のウクライナ代表MFに言及した。
「今日は間違いなく僕らにとって、目覚めた時から特殊な一日だった。ウクライナで何が起こっているのか、ルスランから情報を聞き、可能な限り彼をそばで支えようと努めた。カルチョとは、こういうものなのか。ルスランがドッピエッタを決め、ユニフォームをまくり上げてシャツに書いたメッセージを世界へ発信したのは、運命だったのかもしれない。状況ができる限り早く、最善の方向へ向かうことを願っている。だが残念ながら今回のことは、自分たちで解決できる範囲を超えた大きな問題だ」
またペッシーナは、オリンピアコスとの2試合を振り返り、自身の見解を示した。
「ホームで行われた第1戦は、相手が守備固めをしていたので、このチームの武器であるセットプレーから2得点を奪い、勝利を収めることができた。相手は今日、勝つしかなかったこともあり、スペースが生まれた。そこで僕らのクオリティを示すことができた」




