zion-suzuki(C)Getty Images

パルマGK鈴木彩艶に地元記者が賛辞「直近で実力を示したのはスズキ」「彼がいて良かった」

日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマについて、地元記者のレオナルド・ガベッリ記者らが3日、地元メディア『スポルト・パルマ』のYouTube番組「パルマトーク」で見解を示した。

新指揮官クリスティアン・キヴの初陣となったボローニャ戦で2025年初勝利を収め、17位へと浮上して降格圏から脱出したパルマ。だが前節のウディネーゼ戦では、特に前半の戦いに苦しみ、PKで先制点を献上すると、そのまま0-1で敗れて今シーズン14敗目を喫した。

そんな中、地元メディアのガベッリ記者がパルマの現状を分析。ケガから復帰したばかりの中盤の要アドリアン・ベルナベが再び負傷離脱するなど「カギとなる選手を相次いで失い続けている」とし、矛盾するが「頼れる選手の不在が強み」にもなっていると前向きにとらえた。また日本代表GKの活躍にも言及。「直近の2試合で実力を示したと言えるのはスズキだろう。彼は良いセーブを何度か披露したね」と賛辞を贈った。

同僚のロレンツォ・ファーヴァ記者も、ウディネーゼ戦のパルマのパフォーマンスに言及しつつ、鈴木を評価。「私の見た限り、合格点の選手は本当に少ない。スズキが一番良かった」と自身の印象を明かした。番組で同席したパルマ情報サイト『ParmaLive』のトンマーゾ・ロッカ記者も、及第点の選手が少ない点に賛同。「前半は全員が恐ろしくひどかった。スズキがいてくれて良かったよ。さもなければ、もっと失点していたと私は考える」との見解を示し、チームを救ったパルマ守護神に感謝した。

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