日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマについて、地元記者のロレンツォ・ファーヴァ記者らが、地元メディア『スポルト・パルマ』のYouTube番組「パルマトーク」で見解を示した。
昨夏、シント=トロイデンから昇格組のパルマに加入すると、ファビオ・ペッキア指揮下でレギュラーの座に定着したザイオン。若手注目株としてセリエAで熱視線も浴びる一方、直近の試合では、低迷するチームと同様にパフォーマンスを落としている。
そんな中、地元メディアは番組内で「スズキに移籍金1000万ユーロ(約16億円)以上なんてどうして…。イタリアにはうまいGKが大勢いるのに…」とベルギーリーグから加入した鈴木の獲得を疑問視するファンの意見を紹介した。するとファーヴァ記者は、鈴木のサポート役となるセリエAを知るGKがベンチにいるべきであるとの見解を示した。
「私の考えでは、スズキの代役も足りないように思う。すなわちイタリア国外から選手を獲得して、再売却するという賭けをするのは妥当だ。だがイタリアのカルチョやセリエAを知るGKを隣に据えるべきなんだ」
続いてレオナルド・ガベッリ記者は、日本代表GKのパフォーマンスについて言及。「スズキの成長も見られないように思う。いつも同じだ。そうなると、スズキのトレーニングについて、疑問提起する必要があるだろう」と語り、準備方法に改善の余地があるとの考えを示した。


