日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマについて、地元記者のジャンルカ・ズルリーニ氏が27日、地元メディア『スポルト・パルマ』のYouTube番組「パルマトーク」で見解を示した。
かつて『ガゼッタ・ディ・パルマ』で記者を務めたズルリーニ氏は、セリエA第3節のナポリ戦において、ファビオ・ペッキア監督が交代枠を使い切った後に、鈴木が退場処分を受けたことで、パルマが1-2と逆転負けを喫したことを回想。あれから約5カ月が経過したミラン戦においても、パルマGKが不用意なファウルでPKを献上するなど、経験不足が2-3での逆転負けという結果を招いた点を嘆いた。
「昨日は、(マッテオ)カンチェリエーリの美しいゴールで先制したが、スズキがばかげたプレーをしてしまった。セリエAで21試合に出場したのだから、何かしら学んでいても良いはずだ。あの不用意なミスにより1-1の同点に追いつかれてしまった」
パルマの地元記者は、鈴木ら若手の多いペッキアのチームについて、そもそも昨夏の補強に問題があったことを指摘。今冬にモンツァから獲得した34歳のベテランFWミラン・ジュリッチのような補強が必要であったことを主張した。
「ミラン戦の後半は良いプレーをしていたが、(2失点した)試合終盤にね…。このチームは若く、経験不足のため、セリエAでその代償を支払っている。元々の原因は昨夏にあると考えている。現在、1月に行っている補強は、7月や8月に行うべきものだった」
「すなわちセンターフォワードのジュリッチを獲得したことだ。リスペクトを欠くつもりはないが、彼はセリエAでの経験があり、(ガブリエル)シャルパンティエよりずっと良い。昨日は加入したばかりで結果を出すのが難しかったが、チームが高い位置を保てるように汚れ役をこなしていた。彼が交代すると、パルマは下がり気味になってしまった」
.jpg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)

