zion suzuki(C)Getty Images

パルマGK鈴木彩艶のミラン戦のPK献上に伊紙「なぜ?VARの時代に理解できない行動」

26日のミラン戦に出場したパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶について、イタリア紙が27日、見解を示した。

昨夏、昇格組のパルマに加入すると、ベテランGKレアンドロ・チチソラとのポジション争いを制して正GKの座を獲得した鈴木。26日、セリエA第22節では、強豪ミランに挑んだが、38分のPKを献上したほか、試合終了間際にティジャニ・ラインデルスやサミュエル・チュクウェゼに得点を許して3失点し、チームはサンシーロで2-3と痛い逆転負けを喫した。

そんな中、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』は27日、日本代表GKのパフォーマンスを採点。チーム内最低評価となる「4」をつけ、「スズキ、狂気と不安」などとつづって酷評した。「PKは純粋なる狂気だった。チュクウェゼに対しても、十分に反応できていなかった。加えて、絶えず飛び出しに関して心配している印象を与えた」と続けた。

また『ガゼッタ・デロ。スポルト』も、及第点に満たない「5」の評価を下し、パフォーマンスに疑問を呈している。「確かにラインデルスのシュートを2度止めた。だがなぜ、(PKを献上したシーンで)空中戦で(ストラヒニャ)パヴロヴィッチを押したのか? VARの時代に理解できない行動だった」と指摘した。

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