パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶について、イタリア国営放送『Rai』の番組「ドリブリング」に出演し、インタビューで語った。
昨夏、シント=トロイデンから昇格組のパルマに加入すると、トリノ戦のMOMに輝いたほか、ファン投票による12月のクラブ月間MVPに選出されるなど、イタリアで注目を集めている鈴木。「みんなから“スズ”か“ザイオン”と呼ばれていますが、僕のニックネームは、かなり筋肉質なので“アニマーレ(獣)”なんです」と自己紹介すると、セリエAでのプレーを振り返った。
「セリエAは非常に厳しく、レベルが高いですが、チームメートたちのおかげで、良いパフォーマンスを見せられています。さらに成長できるように努めていきたいです。僕にはまだ、成長の余地があると思っています。時々、ミスをすることがありますが、ミスのおかげで成長することができます。僕は常に、自分のミスから学んできました。これからさらにレベルを高められるよう願っています」
22歳の鈴木は、パルマで書店に立ち寄った際のエピソードに触れ、チーム内でも日本の漫画やアニメが話題となっていることを明かした。
「本屋に行ったら、『キャプテン翼』の漫画を見かけました。日本で大人気だった漫画なので、ここ(パルマ)で見かけるなんて、微笑ましく思いました。チームメートたちも、絶え間なく、僕に『キャプテン翼』や他の漫画やアニメについて話しかけてきます。日本文化は、ここで非常に人気があるのだと感じました」


