22日のローマ戦にフル出場したパルマの日本代表GK鈴木彩艶について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』などが見解を示した。
鈴木が所属する昇格組のパルマは22日、セリエA第17節でローマと対戦。しかし開始8分にパウロ・ディバラのPKで失点すると、今季ワーストとなる5失点で0-5と敗れている。そして『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「6」となったエルナニとドリッサ・カマラを除くパルマの選手たちを軒並み及第点以下とし、日本代表GKも厳しく評価している。
同紙は、鈴木のパフォーマンスを「5」と採点。2失点目となった13分のアレクシス・サレマーカーズのボレー弾に言及し、「サレマーカーズに、彼の側のポスト付近へゴールを決められた。許しがたい」と強い口調で批評した。
またイタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』もパルマGKに「5」の評価を下し、51分の失点シーンについて「サレマーカーズの得点シーンでミスを犯したが、ディバラのゴールに関しても注意不足だった」と指摘している。
一方で地元紙『ガゼッタ・ディ・パルマ』は、大手2紙をやや上回る「5.5」と採点。寸評で22歳の守護神のパフォーマンスを分析した。
「2失点目については、もっとうまく自身の近くのポスト付近をカバーすることができたはずであり、しなければならなかった。そのほかは、簡単ではないセーブや決定的な飛び出しも含めて、できる限りのことをした。ただ、2回ほど足元のミスがあった」




