Suzuki ZionGetty Images

パルマ、GK鈴木彩艶の獲得へ4年契約を準備か…STVV新指揮官も太鼓判「本当に有能」

セリエAパルマへの移籍の可能性が囁かれているシント=トロイデン(STVV)の21歳GK鈴木彩艶について、クリスティアン・ラッタンツィオ監督が地元紙『パルマ・トゥデイ』のインタビューで語った。

昨季のセリエBを制し、新シーズンは3年ぶりにセリエAの舞台へ挑戦するパルマ。イタリア最高峰のリーグでの戦いへ向けて補強を画策しており、そのターゲットの1人が日本代表GKであると複数メディアで報じられてきた。

『パルマ・トゥデイ』は、「パルマはファビオ・ペッキアへプレゼントするために、すぐに取引を完結させたい意向がある」とパルマの首脳陣が数日以内の合意を目指していることを指摘。「移籍金の値下げ交渉を行っており、取引を加速するためにパルマのディレクター勢は4年契約+1年間の延長オプションを準備している」と伝えている。

また同メディアによると、パルマ指揮官は34歳GKレアンドロ・チチソラの退団に先駆け、夏の合宿中に鈴木をチェックしたい意向のようだ。すでにチームスタッフらが21歳GKのプレー動画の確認に勤しんでいるという。

そんな中、今夏からSTVVの指揮を執るイタリア人指揮官ラッタンツィオがパルマの補強候補となっている鈴木について見解を示し、その素質に太鼓判を押した。

「私に言えることは、彼が本当に有能だということだ。私の下にいるのはわずか数日ほどだが、勤勉で非常に素晴らしい若手であるように見える。いつも笑顔でピッチにやって来て、自分の仕事が好きだということが伝わってくる。彼の最良の特徴は、フィジカルやチームメートとの連携、最終ラインからのビルドアップへの参加と言える。それにあらゆる状況で落ち着いていて穏やかだ。今後、大きく成長する余地もまだある」

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