パルマに所属する34歳のアルゼンチン人GKレアンドロ・チチソラが29日、イタリアのサッカー情報サイト『Europa Calcio』のユーチューブチャンネルのライブ配信に出演し、同僚の日本代表GK鈴木彩艶について語った。
鈴木は今夏、1年間所属したシント=トロイデンからパルマへ移籍。日本人史上初のGKとして、セリエAへ挑戦する。そんな鈴木について、昨シーズンに正GKを務めた34歳のチチソラが語った。
「最初の数日間は、決して簡単ではなかったはずだ。異なるリーグにやって来て、言葉も分からない。簡単ではないと思うが、僕ら全員、手助けする準備はある。カルチョで使用する用語についても、少しずつ教えていくつもりだ。いまは彼と英語で話しているよ」
「彼はきっと、かなり前途有望なキャリアが待っているだろう。フィジカルが獣のようだからね。確かに学んでいかなければならないことはたくさんある。だが若者はまだ21歳だ。こうしたことを覚えていく時間は十分にあると言える」
パルマのベテランGKは、他の選手と共に、鈴木ら若手選手たちのチームへの適応をサポートしていくことを約束した。
「チームには、僕の他にも(ナウエル)エステベスやエルナニらベテラン選手が数人いてロッカールームをリードしている。ピッチにおいても、監督の手の届かないところでは、僕らが若手選手たちに寄り添い、手助けをしていきたいと思う。彼らは潜在能力に溢れているので、僕らがそばで支えることでのびのびとプレーして欲しい」


