Mateo Pellegrino ParmaGetty Images

パルマ残留へ“新たな武器”に?OBクレスポも期待する逸材FW「最高の資質があるよ」

今冬にGK鈴木彩艶が所属するパルマに加入した23歳のアルゼンチン人FWマテオ・ペジェグリーノについて、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が特集記事で注目した。

かつてインテルでラファエル・ベニテス監督のアシスタントコーチを務めた経験を持つマウリシオ・ペジェグリーノを父に持つマテオは、今冬に母国のベレス・サルスフィエルドからパルマに加入。クリスティアン・キヴ新監督体制の初陣となったボローニャ戦でデビューを飾ると、8日のトリノ戦でドッピエッタ(1試合2得点)をマークする活躍を見せた。

そんな23歳FWについて、イタリア紙は「残留のための新たな武器」と指摘している。「練習では、マテオ・ペジェグリーノがすでに即戦力となる準備ができた才能であることを保証していた」と紹介。その理由として「DNAに仕留め屋の本能が備わっている」ことや「チームメートたちに欠けていた熱狂を持っている」ことを挙げた。

なお、ペジェグリーノはパルマに加入した理由を「特に自分が目標とするエルナン・クレスポが身にまとったユニフォームだからだ」と語っていたる。そんな発言を受けたクレスポ氏は、自身の古巣で印象的な活躍を見せた若き逸材について賛辞を贈った。

「パルマの人々は、ボールをゴールに押し込める新たなアルゼンチン人センターフォワードを知ることになった。パルマと強い絆がある私にとって、うれしい限りだね。マテオのことは以前から追っていた。重要なフィジカルを持ち、ヘディングがうまく、エリア内でどん欲だ。これはFWとして最高の資質だよ。彼がどこまでたどり着けるか分からないが、プレッシャーをかけるべきではないね。ゆっくり成長させてやるべきだ。パルマは、残留の目標達成の手助けができるかもしれない若者を見つけたんだ」

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