U-23日本代表の主将MF藤田譲瑠チマが、パリ五輪敗退後のフラッシュインタビューに応じた。
日本は現地時間2日、パリ五輪準々決勝でU-23スペイン代表と対戦。優勝候補との一戦では11分にフェルミン・ロペスの強烈なミドルシュートを突きさされると、73分にも同選手の2点目を許す。終了間際の86分にもセットプレーの流れからアベル・ルイスに押し込まれ、0-3の完敗を喫した。
フル出場した藤田は試合後、涙を浮かべながらチームメイトへの感謝を伝えている。
「ここまで優勝を目指してやってきて、本当にスペインも強かったし、自分としてはもっとできないといけなかったし、本当に情けないですけど、みんなとここまで戦えてよかったです」
スペイン戦では完敗を喫したが、グループステージでは無失点で3連勝を飾るなど、注目を集めていた日本。藤田は、チームの雰囲気を語りつつ、悔しさを吐露した。
「本当にみんながチームのことを愛していて、チームのために戦える集団でした。決勝戦まで、優勝まで皆さんに見せたかったですけど、まだまだもっと強くなる必要があるなと感じます」
そして、今後についてはより厳しい場所での研鑽が必要だと語っている。
「こういう強いチームに負けないように、個人としても本当に強くなる必要があると思います。自分としてももっと上のリーグだったり、上のレベルでサッカーをして、成長したいなと思います」
