現地時間2日、パリ五輪準々決勝でU-23エジプト代表とU-23パラグアイ代表が対戦した。
グループC最終節でU-23スペイン代表を破り首位通過を果たしたエジプトと、グループDをU-23日本代表に次ぐ2位で突破したパラグアイによる一戦。試合の前半はパラグアイが攻勢に出たものの決め切れずスコアレスで折り返しを迎える。
後半に入ってもパラグアイがロングボールを織り交ぜながらチャンスを作っていく一方、エジプトはパスを繋いで崩しを図っていく。
スコアが動いたのは71分。フリオ・エンシソの絶妙な浮き球のパスに反応したディエゴ・ゴメスがボックス右に抜け出す。エジプトDFのチェックに遭いながらそのまま右足でネットを揺らした。
しかし最終盤の88分、右サイドのジゾのクロスに合わせたイブラヒム・アデルがヘディングシュート。これが決まり、土壇場で同点に。試合は1-1で延長戦へと突入する。
そのまま延長戦も1-1のまま終えると、試合の行方はPK戦へ。そして、PK戦では5-4でエジプトが上回った。死闘を制したエジプトは、5日の準決勝でU-23フランス代表vsU-23アルゼンチン代表の勝者と対戦する。
