チェルシーは1日、マンチェスター・シティからU-21イングランド代表FWコール・パルマーを獲得したことを発表した。契約期間は7年で、1年の延長オプションが付帯している。
マン・Cユース出身のパルマーは、2020年9月にトップチームデビュー。高身長ながらも高い足下の技術と独特のリズムで繰り出すドリブルが魅力の若手アタッカーで、昨シーズンはプレミアリーグ14試合を含む公式戦25試合に出場した。
今シーズンもトップチームで厳しいポジション争いを強いられることが予想された中、チェルシーが移籍市場最終盤にパルマーの獲得に挑戦。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者などによれば、チェルシーは4000万ポンド+ボーナス500万ポンド(計:約83億円)の移籍金でマン・Cと合意に至っている。
チェルシー入りが決まったパルマーは「契約できて最高の気分だ。新たなスタートに興奮している。チェルシーに加入したのはプロジェクトを気に入ったからだし、ここで自分の才能を発揮できるように頑張りたい。若くてハングリーなチームだから、ここで特別なことができることを願っている」と意気込みを語った。
昨季に推定6億ユーロ(約950億円)以上を補強に費やしながら12位と低迷したチェルシーは、今シーズンからマウリシオ・ポチェッティーノ監督が指揮官に就任。今夏にもMFモイセス・カイセドやMFロメオ・ラビア、FWクリストファー・エンクンク、DFアクセル・ディサシ、FWニコラス・ジャクソン、GKロベルト・サンチェス、MFレスリー・ウゴチュクらを獲得するなど、上昇を期する積極補強を敢行している。




