Oliver-Glasner(C)Getty Images

クリスタル・パレス、グラスナーが新指揮官に電撃就任!フランクフルトでは鎌田大地らとEL優勝…緊急搬送の76歳ホジソンは辞任に

クリスタル・パレスは19日、オリヴァー・グラスナー監督の新指揮官就任を発表した。期間は2025-2026シーズン終了までとなる。

2023年3月から一度引退を表明をしていたロイ・ホジソン監督が再びクラブを率いていたクリスタル・パレス。しかし、今シーズンは直近4試合で14失点を喫するなど、プレミアリーグで暫定16位に低迷。

さらに、ホジソン監督が15日朝の練習中に体調を崩して緊急搬送。現在は容態が安定しているものの、今後の監督活動に対して心配が集まっていた。

そのような状況下でクラブは指揮官の交代を決断。49歳のオーストリア人指揮官はフランクフルトで鎌田大地や長谷部誠らとともに、就任初年度で2021-22シーズンのUEFAヨーロッパリーグ優勝を達成。翌年はドイツ・カップ決勝進出やチャンピオンズリーグでベスト16に駒を進めるなど、手腕を発揮していた。

グラスナー監督はクラブ公式サイトを通じて、次のように就任を喜んでいる。

「クリスタル・パレスF.C.に監督として加わることができ、とても嬉しく思っている。才能ある選手たちとともに働き、クラブのサポーターに会い、噂に聞いていたセルハースト・パークの雰囲気を体験できることを楽しみにしている。スティーブやドギーと会うことができ、彼らとともに目標を達成できることを楽しみにしている」

また、クラブは辞任する形となったホジソン監督へも感謝の声明を発表。「現在退院し、元気である」と心配された容態の無事を報告しつつ、計6シーズンで200試合を指揮した功績を称えた。

また、ホジソン監督もコメントを発表している。

「このクラブはとても特別で、私にとってとても大切な存在であり、私のサッカー人生において大きな役割を果たしてきた。トップクラスの選手やスタッフとともに、毎日好きなことを仕事にするチャンスを与えてくれた」

「しかし、最近の状況を鑑みると、クラブが先を見据えた計画を立てることが賢明であることは理解している。(中略)今シーズンの残りも、そしてそれ以降も、ファンの皆さんがチームを全力で応援してくれることを確信している」

「私は、今シーズンが良い形で終わると確信しているし、これから数週間、数カ月、そして数シーズンにわたってチームが成功を収めることを祈っている」

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