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Mesut Ozil Real MadridGetty

引退のエジルが語るレアル・マドリー電撃退団「飛行機で涙がこぼれ落ちた。会長らと確執が生まれ…」

現役引退を発表した元ドイツ代表MFメスト・エジルが、レアル・マドリーの退団とアーセナルについて語っている。

ユースを過ごしたシャルケで2006年にデビューしたエジルは、2018年1月にブレーメンへ移籍。ウインガーとして台頭すると、2010年に加入したレアル・マドリーではトップ下など主にプレーメーカーとして3シーズンにわたって主力として活躍した。2013年には、当時アーセナルのクラブ最高額となる5000万ユーロでプレミアリーグに初挑戦。アーセナルでは在籍した7シーズンで公式戦254試合に出場し、4度のFAカップ制覇などに貢献している。その後トルコでのプレーを経て、今月22日に現役生活に幕を閉じた。

そんなエジルは、『マルカ』のインタビューで2013年のレアル・マドリー退団を回想。主力として躍動していた矢先、夏の移籍市場最終日に決定した移籍にショックを受けていたことを明かしている。

以下に続く

「マドリードを去る時、本当に悲しかったんだ。空港で色々なことを思い出したよ。飛行機が離陸した時、僕は泣き出してしまった。(レアル・マドリーで)本当に幸せだったんだけど、あのシーズンの初めに色々なことが起きた。プレータイムが少なくなり、フロレンティーノ・ペレス会長と父や代理人との間に確執が生まれたんだ」

「だから新しいクラブを探す必要があった。辛かったよ。飛行機が離陸した時、目から涙がこぼれ落ちた。『もう終わりだ』と悟った瞬間だったんだ……。もちろん、あの時の対応が違っていたら、とは思うよ」

その一方で、2013年からプレーしたアーセナルでの生活にも言及。さらに、今季プレミアリーグで首位を走る古巣のタイトル獲得を願った。

「最初の数年間は最高だった。チャンピオンズリーグでもプレーし、素晴らしい選手やアーセン・ヴェンゲルのような偉大な指揮官にも恵まれたチームだったね。彼がクラブを去った後、色々なことが起きた。でも、火に油を注ぐようなマネはしたくないんだ。今はリラックスしているよ」

「いつも僕を応援してくれたアーセナルのファンの幸せを願っている。彼らがプレミアリーグ優勝を祝うことができれば最高だね。彼らはそれに値するんだよ!」

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