Oscar Shanghai PortGetty

「中国の生活の質は特別。麻薬もないし、別世界」元ブラジル代表オスカルが語る…注目の新天地は?

上海海港を退団することが濃厚となっている元ブラジル代表MFオスカルは、母国への復帰を考えているようだ。

2017年にチェルシーから上海海港へと6000万ポンドとされる移籍金で加入し、世界中に衝撃を与えたオスカル。それから同クラブで8年間プレーし、公式戦248試合で77ゴール141アシストと目覚ましい結果を残した。そして3日のAFCチャンピオンズリーグ・エリートの光州FC戦(1-1)後、大粒の涙を流してファンに挨拶。上海海港はこれが年内最終戦であり、オスカルの現行契約は12月31日まで。このまま退団することが濃厚とされている。

中国での8年間で1億7500万ポンド(約338億円)という給料を稼いだとも伝えられるオスカル。新天地候補としてはアメリカやサウジアラビア、カタールなどに加え、一部では浦和レッズも獲得を検討していると伝えられていた。しかし、本人は『China Daily』で以下のように語っている。

「上海を愛しているけど、僕らにとっては故郷から遠すぎるんだ。ここにずっといることはできないよ。母も年を取ったし、姉妹たちは子どもを生んだんだ。もっと故郷に近いところにいたい」

また、オスカルは「ここは世界中のどことも違うよ。中国での生活の質は特別だ。ヨーロッパでは見たことがない。子どもたちは安全を心配することなく学校に行き、バスで帰って来る。深夜2時や3時にも好きなだけ出かけられるんだ。ここには麻薬もないしね。別世界のようだよ。ここに住んだことある人だけがこの気持ちがわかると思うよ」と、上海での生活についても語っている。

なお、オスカルに対しては古巣インテルナシオナルが関心を示していることがブラジルメディアで伝えられており、エドゥアルド・コウデ監督も以前に「オスカルを連れてきたい」と公言していた。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0