30日のラ・リーガ第29節、マジョルカは敵地メスタージャでのバレンシア戦を0-1で落とした。ジャゴバ・アラサテ監督は試合後、自チームが決定力を欠いたことを嘆いている。
堅守速攻からFW浅野拓磨のスピードを生かしてゴールを狙ったマジョルカだが、50分にFWディエゴ・ロペスのゴールを許してビハインドを負う。
その後に攻勢を強めたマジョルカは65分、浅野が2試合連続ゴールのチャンスを迎えた。日本人FWはDFパブロ・マフェオの精度抜群のアーリークロスからダイビングヘッドでゴールを狙ったが、完全に頭にミートさせたボールは枠の右へと飛んでいった。『DAZN』の現地実況が、「これはアサノのミスですね。決めなければなりませんでした」と語るほどの絶好機だった。
試合後、『DAZN』とのインタビューに応じたアラサテ監督は、その浅野の絶好機逸など決定力を欠いたことについて問われて、次のように返答した。
「後半は確かに良い時間帯もあった。が、リードを守りたいバレンシアが後方に引いたことで難しくもあったね。それでも良いクロスを何度か上げられたが、決定力を欠いてしまった。とりわけ、そのタクのチャンスがそうだ。それとセットプレーからのライージョのシュートもね」
アラサテ監督は気持ちを切り替えて6日に行われる次節、本拠地ソン・モッシュでのセルタ戦を見据えている。
「次の土曜は、私たちのサポーターとともにセルタ戦に臨むことになる。しっかりと回復して、その試合を戦いたいと思う」


