大迫勇也と古橋亨梧の日本代表落選について、海外メディア『ESPN』が疑問を呈している。
日本代表は1日、カタール・ワールドカップに臨む26名を発表。久保建英や南野拓実、鎌田大地といった主力が入った一方で、大迫や古橋、原口元気といった選手が落選となっている。
『ESPN』では大迫と古橋の落選に注目し、「古橋亨梧、大迫勇也を欠いた日本代表は、準々決勝の目標に向け、十分な戦力を有しているのか?」とし、2人のストライカーについて以下のように記した。
「大迫勇也は、前回のワールドカップで間違いなくサムライブルーのベストパフォーマーであり、アジア予選では10ゴールを挙げて貢献し続けた。今シーズン、ヴィッセル神戸がJ1リーグで苦戦したため、クラブでは最高の時を過ごしていないにもかかわらず、である」
「奇妙なことに、もう一人はそれほど驚くべきことでもなかったようだ。セルティックに移籍してからの古橋亨梧は、デビューシーズンに33試合に出場して20ゴールを挙げ、大きなインパクトを与えたが、この1年間は森保監督の先発メンバーに入るのに苦労してきた」
さらに、同メディアでは「しかし、この2人はワールドカップでゴールを狙う日本代表の最有力候補であり、彼らの欠場は少なからぬ疑念を抱かせる」と決定力のある選手不在に疑問を抱いた。
メンバーに選ばれたアタッカー陣である浅野拓磨、上田綺世、前田大然といったオプションについて『ESPN』は「自信を持つことはできない」と断言した。
「トリオの中で最も経験豊富な浅野は、現在ケガに悩まされており、決して強力なストライカーとは言えない。一方、上田と前田は有望株ではあるが、ヨーロッパに渡ってからまだ日が浅く、前者はまだ日本代表でのゴールがなく、後者もまだ1ゴールしか奪えていない」
