なでしこジャパン(女子日本代表)のFW岩渕真奈が、女子スウェーデン代表戦後のフラッシュインタビューで東京五輪敗退の悔しさを口にした。
なでしこジャパンは30日、東京五輪女子サッカー準々決勝でスウェーデンと対戦。7分に先制を許したなでしこジャパンだが、23分には田中美南の2試合連続弾で同点に追いつく。1-1で迎えた後半、なでしこジャパンは再び序盤の53分に勝ち越し弾を奪われる。さらに68分にもハンドで献上したPKを決められて1-3に。その後の反撃及ばず、東京五輪ベスト8での敗退が決まった。
試合後、岩渕は涙を流しながら「内容より結果がすべての世界。残念ですが、やれることはやったかなと思います」と敗戦を受け入れつつ、「やはり世界に勝つという部分では、全員が貪欲に、上を目指してやる環境を求めないと勝てないと思います。今後(女子)サッカーが発展するために代表は強くないといけない。各個人がこの悔しさを次につなげられるようにやりたい」と唇を噛んだ。
2011年の女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝、2012年のロンドン五輪で銀メダルを手にしたなでしこジャパンだが、2016年のリオ五輪で予選敗退、2019年のW杯フランス大会ベスト16、そして自国開催の東京五輪はベスト8で大会を後にすることになっている。
