U-24日本代表MF三笘薫がメキシコ戦、そして東京五輪本大会を振り返った。
日本は6日、東京五輪男子サッカー3位決定戦でメキシコと対戦。前半に2失点を喫すると、後半にも失点。途中出場の三笘が1点を返すも、1-3と敗れてメダルを逃すこととなった。
三笘は「最後にゴールを決められたけど、それ以外、何もできていないし、僕自身が同点まで追い付けるチャンスがあったので、そこに悔いが残ります」とメキシコ戦のパフォーマンスを悔いた。
今大会ではケガの影響もあり、出場機会は限られ、結果的に三笘らしいプレーが見られたのはメキシコ戦のみに。三笘はまだまだ足りないものは多いと自覚する。
「自分自身の経験のなさとスキルのなさが、ああいうシチュエーションで、ああいうプレーになってしまったので、こういう舞台ではやってはいけないし、もっともっと課題はあるので、そこをやるしかない。今日は3失点して、行くしかなかったので、そのシチュエーションは入りやすかったけど、どんなシチュエーションでも必要になるプレーヤーにならないといけない」
「充実感はない」と東京五輪を振り返った三笘。フィニッシュなど「ピッチで感じた違いや些細なこともありますが、個の力を高めるしかない」とさらなる成長を誓った。