U-23フランス代表を率いるティエリ・アンリ監督が、U-23日本代表との国際親善試合に向けて意気込んだ。フランス『レキップ』が報じた。
母国開催のパリ五輪に向け、レジェンドであるアンリ監督の下で準備を進めるフランス。本大会前最後のテストマッチでは、日本時間17日28:05から日本とトゥーロンで対戦する。
アンリ監督は日本戦に向けて「現時点で全員が準備できている」と万全の状態であることを強調しつつ、五輪に向けてケガ無く終えることが重要だと語った。
「何よりも重要なことは、選手たちが負傷しないことだ。(五輪初戦の会場がある)マルセイユに向かう途中で1、2名を失うわけにはいかない。トレーニングは全員揃って順調に終えたし、すべてがうまくいっている。暑さもあるが大丈夫だ。(日本と対戦する)水曜日は五輪のスタメンに近いものになるが、ローテーションを組む必要もある」
24日の五輪初戦ではU-23アメリカ代表との対戦を控えているフランス。しかし、現地では試合の観戦チケットがまだ余っているとの指摘が入ると、アンリ監督は応援を呼びかけた。
「チケットを買い、大勢で押し寄せ、観戦してくれ。とはいえ、人々の関心を引き出せるかは私たち次第でもある。単純な話だね」
日本戦に向けて、改めて「今回対戦するのは、ボールを大事にし、ライン間のプレーやパスを倍にする方法、前への押し上げ方をよくわかっているタフな相手だ。日本のゲームシステムは非常に明確だね」と警戒を強めたアンリ監督。本大会前最後の一戦では、どのような戦いを繰り広げるのだろうか。
