shinji-okazaki(C)Getty Images

ドイツ6部クラブを指揮する岡崎慎司「最終的な目標はW杯。10年20年かかっても…」

元日本代表FW岡崎慎司氏が『Transfermarkt』のインタビューに応じ、監督としての目標、そして自身のキャリアについて語っている。

2024年夏に現役引退を決断した岡崎氏。引退後はドイツ6部バサラ・マインツのトップチーム監督に就任し、ドイツサッカー界での活動を続けている。設立された当初は11部からスタートし、最初の5年間で5度の昇格を達成した。現役中から創設に携わっていた岡崎氏は「試行錯誤の連続でした。それでも11部リーグで優勝するのは難しかった。でも、毎年1位になれた。ここまで来られたのは、たくさんの人のおかげです」と振り返る。

協会リーグ昇格から6年、クラブは5部リーグへの昇格を決めているが、そのためには3つのユースチームを設立するなど、いくつかの条件をクリアしなければならない。「次のレベルに到達するためには、まだ多くのハードルがあります。だからこそ、多くの人を巻き込む必要があるのです。バサラとは何なのか、何を意味しているのかを明確に定義する必要があります」と語る。

岡崎氏のドイツでの目的は何になるのだろうか。当人は「基本的に、バサラは若い日本人選手のための場所であり続けるべきです」と語った。

「でも、プロを目指すドイツのサッカー選手を日本のチームに送り込むことはできると考えています。バサラに入ったら、また別のところで頑張れるという気持ちを持ってもらいたい。ドイツ人選手がこのチャンスを私たちと一緒に生かしてくれたら嬉しいですね」

さらに、岡崎氏は自身の目標についても「ただライセンスを取ってJリーグでコーチをするのではなく、他の人がやらないようなことをやりたい。ワールドカップが最終的な目標だと思うので、10年、20年かかっても、そこに向かってやっていきたいです」と口にしている。

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