kobe erik(C)Getty images

王者・神戸、3連勝でついに単独首位浮上!日本代表帰り宮代大聖の見事な一撃などで岡山に勝利

明治安田J1リーグは20日に第24節が行われ、ファジアーノ岡山とヴィッセル神戸が対戦した。

直近6試合負けなし(5勝1分け)で勝ち点を43まで伸ばし、2位まで浮上してきた王者・神戸。勝てば首位浮上の可能性もある中、敵地で11位・岡山と激突した。勝利がほしい一戦で、日本代表帰りの宮代大聖らがスタメンに入っている。一方の岡山では、同じく日本代表から帰ってきた佐藤龍之介が先発した。

神戸は序盤からボールを握り、相手陣内で試合を進めてチャンスを作っていく。さらに得意のセットプレーでもゴールに迫るが、なかなか決定機までは至らない場面が続いた。

それでも30分、神戸が先制に成功する。ボックス右でテンポ良くパスをつなぐと、酒井高徳がシュート。これはGKスベンド・ブローダーセンに弾かれたが、こぼれ球をエリキが押し込んだ。ホームチームが良い流れのままリードを奪い、前半を折り返した。

後半も神戸が優勢に進める中、64分に追加点。左サイドのスローインからワンツーでボックス手前に侵入した宮代大聖が右足を振り抜き、コースを狙った見事なシュートを突き刺している。

劣勢の岡山は佐藤龍之介を中心に攻めていくが、1点が遠い時間が続く。神戸は押し込まれる展開となるが、選手交代を使いながら最後まではやらせない。後半アディショナルタイムには江坂任に1点を返されたが、神戸が2-1で勝利を掴んでいる。

この結果、3連勝とした神戸は勝ち点を46まで伸ばすことに成功。同日に敗れた柏レイソルをかわし、単独首位に立った。

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