Steve Cooper Nottingham ForestGetty

ノッティンガム・フォレストがクーパー監督解任…24年ぶりのプレミア昇格に導くも、今季の成績不振を受けて決断

ノッティンガム・フォレストは、スティーヴ・クーパー監督の解任を発表した。

2021年にノッティンガム・フォレストの指揮官に就任したクーパー監督は、同シーズンにチャンピオンシップの昇格プレーオフ優勝を成し遂げ、チームを24年ぶりのプレミアリーグ昇格に導いた。さらに、昇格1年目となった昨シーズン、降格候補に挙げられながらもリヴァプールやアーセナルに勝利する金星を挙げて14位フィニッシュを飾っていた。

しかし今シーズン、ノッティンガム・フォレストは好スタートを切り、一時8位にまで順位を上げていたが、シーズンが進むにつれて低迷。11月5日のアストン・ヴィラ戦での勝利を最後にリーグ戦6試合で5敗(1分け)と白星がなく、降格圏をわずかに上回る17位に位置している。

これを受け、ノッティンガム・フォレストは19日にクーパー監督の解任を決断。オーナーを務めるエヴァンジェロス・マリナキス氏は、クラブの公式ウェブサイトで「彼の功績はクラブ史の中で象徴的な瞬間として間違いなく残り続ける。彼の貢献に加え、私たちのサポーターやノッティンガムの街との彼の関係性に感謝している。スティーヴはいつまでもクラブの友人であり続け、シティ・グラウンドで永遠に歓迎される。彼の将来の成功を祈っている」とコメントした。

なお、クーパー監督はシェフィールド・ユナイテッドから職を解かれたポール・ヘッキングボトム監督に続き、今シーズン2人目の解任された指揮官になった。

過密日程を迎える年末年始を前に指揮官交代に踏み切ったノッティンガム・フォレストは現在、ウォルヴァーハンプトンやトッテナムを指揮した経験のあるヌーノ・エスピリート・サント監督の招聘に向けて交渉を行っていると、イギリス『BBC』などが伝えている。

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