ノルウェー女子代表のヘーゲ・リーサ監督は、女子ワールドカップ2023のラウンド16日本女子代表戦に向けてコメントした。
1995年大会の女王であるノルウェーは、今大会で序盤から苦戦。開催国ニュージーランドに敗れ、スイスとは引き分けてグループ敗退の可能性もあった。しかし、グループ最終節でフィリピン相手に6ゴールを挙げてグループAを2位通過。そして、5日に行われるラウンド16で日本と対戦する。
強豪スペインに快勝したりと、今大会最多となる11ゴールを挙げてグループCを3連勝した日本との一戦に向けてリーサ監督は前日のプレスカンファレンスに出席してコメントした。
「スペイン戦での彼女たちは明らかにカウンターで戦っていた。私たちの予想では、彼女たちは私たち相手に少しばかり高い位置でプレーすると思う。考えは同様だけど、反対になるかもしれない。私たちは守備的にプレーし、ディフェンスで強くプレーするための準備をしている。私たちの強みを使ってプレーする。私たちが求める結果を手にできると願っている」
同指揮官は『FIFA』に対しても日本について「ボールを持ちすぎないようにして、パスで素早くプレーして、得点チャンスを作ること。良い技術のある選手を擁したとても良い日本チームであると予想している。彼女たちはパスを得意とするけど、以前よりもよりダイレクトにプレーするときもある。スペースを与えないようによりタイトにする必要がある」と語っていた。
また、リーサ監督はフィリピン戦を欠場したアーダ・ヘーゲルベルグの状態についても言及。2018年女子バロンドール受賞者の日本戦出場の可能性についてコメントした。
「負傷してから、彼女はメディカルのプランに沿って、計画通りに上手くいっている。だから、彼女を今日(4日)のトレーニングで見られると思うし、明日の試合前の最後の段階で状態を見ることになる。彼女がこの試合でプレーできることを目指していて、90分間プレーできるかどうかを見なければならない」
「私たちには2人の良い9番がいて、コーチとしての私にとっては贅沢なこと。誰を起用できるか、誰が明日の試合で先発するかはこれからわかるでしょう」
