niigata urawa(C)Getty images

前節5連勝ストップの浦和、長倉幹樹が古巣相手に初ゴールも2試合勝利なし…新潟はまたもホーム初勝利お預け

明治安田J1リーグは11日に第16節が行われ、アルビレックス新潟と浦和レッズが対戦した。

前節も僅差で敗れ、未だ今季ホームでの勝利がない19位・新潟。対するは、前節で5連勝がストップしたものの、4位と好位置につける浦和。対照的な状況の両チームがデンカビッグスワンスタジアムで激突した。

序盤は浦和が敵陣に侵入するシーンを増やしていくが、新潟も6分にボールを奪って速攻を仕掛けると、星雄次のミドルが枠を捕らえる。新潟はさらに20分にも左サイドから決定機を作るが、シュートはDFのブロックに阻まれた。浦和は何度か相手ボックス付近まで迫るものの、チャンスには持ち込めない時間が続く。

新潟は20分付近からボールを持って攻勢を仕掛ける。40分には橋本健人の精確なクロスから決定機を作った。しかしゴールは生まれず、前半はスコアレスで折り返す。

前半はやや劣勢だった浦和は、後半序盤はボールを握りながらチャンスを伺う。しかし、先制したのは新潟だった。74分、自陣深い位置からカウンターを発動し、小見洋太がドリブルで持ち運んでチャンスを作ると、最後は長谷川元希が相手GKが弾いたボールを押し込んだ。ホームチームが欲しかった先制弾を奪うことに成功する。

失点した浦和は、その直後に古巣対戦となる長倉幹樹や荻原拓也を投入して状況の打開を図る。すると、その采配が見事に的中。80分、右サイドの石原広教がクロス送ると、飛び込んだ長倉幹樹がヘッドを叩き込んだ。長倉幹樹の古巣相手の加入後初ゴールで、アウェイチームが試合を振り出しに戻す。

両チーム最後まで勝利を目指したが、試合はこのまま1-1で終了。新潟はまたもホーム初勝利がお預けに。浦和は5連勝がストップした後、2試合勝利から遠ざかっている。

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