Liverpool's Colombian midfielder #07 Luis Diaz eyes the ballGetty Images

ニコ・ウィリアムズとの交渉が停滞するバルセロナ、ルイス・ディアス獲得の可能性も否定せず…スペイン紙報道

バルセロナはリヴァプールFWルイス・ディアス(28)を現在も獲得候補に含めているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。

今夏の移籍市場で左ウィングの獲得を目指すバルセロナ。当初はルイス・ディアスが獲得候補の本命だったものの、その後アトレティック・クルブFWニコ・ウィリアムズ(22)の代理人から売り込みがあり、スペイン代表FWを引き入れる考えを固めたとされた。

バルセロナとニコは契約期間(2031年まで)や年俸額について合意に至っており、移籍成立は間近に迫っていると思われた。だが『ムンド・デポルティボ』曰く、代理人から間違いなく選手登録ができるという保証を求められたバルセロナは、その保証の要求基準の高さに難色を示しており、ここに来て交渉が暗礁に乗り上げたという。

そうした状況で『ムンド・デポルティボ』は、バルセロナは依然としてルイス・ディアスに興味を持っていることを報道。コロンビア代表FWはデコSD(スポーツダイレクター)にとって一番のチョイスだった選手であり、今も獲得の可能性が否定されているわけではないという。

ルイス・ディアスはニコよりも年齢が上だが、欧州を代表するクラブの一つでプレーし、チャンピオンズリーグなど大舞台での経験も豊富。なおかつ左ウィングだけでなく、9番としてプレーできることもバルセロナにとって魅力のようだ。また『ムンド・デポルティボ』曰く、「バルセロナはルイス・ディアス本人に青とえんじのユニフォームを着る意欲があることを把握している」とのこと。ただし「代理人が十分にプレッシャーをかけることができず」、リヴァプールが交渉を頑なに否定していることが問題として挙げられている。

果たして、バルセロナが獲得する左ウィングの選手は、一体誰になるのだろうか。……ルイス・ディアスへの興味をちらつかせる記事がカタルーニャのメディアから出ること自体が、ニコ・ウィリアムズおよびその代理人にプレッシャーをかける意図があるのかもしれないが。

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