ブレーメンのオーレ・ヴェルナー前監督(現RBライプツィヒ監督)が、ニック・ヴォルデマーデのフリーでの退団を振り返った。
今夏にシュトゥットガルトから7500万ユーロ(当時約130億円)といわれるクラブレコードを大きく塗り替える移籍金でニューカッスルへの移籍が実現したヴォルテマーデ。今はドイツ代表にも定着しつつある198センチの長身FWだが、昨夏には契約延長を拒否し、フリーでブレーメンを退団した。今となってはクラブ史上最大級の失態のひとつともいわれる移籍騒動だ。
そんなヴォルテマーデの当時の状況について、今夏からRBライプツィヒの指揮を執るヴェルナー監督がコメント。ドイツ紙『ビルト』のポッドキャストで、ヴォルデマーデが生まれ故郷のクラブとの契約を延長しなかった理由として挙げられる「出場機会を与えなかった」という指摘に対し、次のように返した。
「それは気に障る話だ。私は全くそうは思わない。彼については、我々が想定していた通りにすべてが順調に進んでいた。ただ、彼が契約を延長しなかったことを除けばね」
2022-23シーズンは当時3部のエルヴァースベルクに期限付き移籍していたヴォルデマーデは2023年夏にブレーメンに復帰。ヴェルナー監督の下で35試合に出場し2ゴールを記録した。一方、先発起用が増えたのは2023-24シーズン後半戦からだった。
「エルヴァースベルクへのレンタルは非常にうまくいった。その時期、彼はブレーメンでは出場の見込みがほとんどなかった。(ニクラス)フュルクルーグと(マーヴィン)ドゥクシュが先発として固定されていたからだ。その後、少しずつ出場機会を得たが、チームの不調なシーズン序盤やラファエル・ボレの加入による影響も受けた。しかし前半戦終了時には、彼がより多くの出場機会を得ることが明らかだった」
「彼はチームの誰よりも優れていた。それほど素晴らしかったので、彼のおかげでチームは良いラストスパートを見せることができた。そして、移籍するからといって、その能力を使わないわけにはいかなかった」
ヴォルデマーデは昨夏にシュトゥットガルトに加入してからも最初は主に控えとしてプレー。昨年12月からスタメン出場が増え、結局公式戦33試合の出場で17ゴールを挙げるなど活躍。今夏にはバイエルン・ミュンヘンからも獲得オファーがあったが、シュトゥットガルトは要求額に応じたニューカッスルへの売却に合意した。




