Mbaye Niang - RennesGetty Images

FWニアン獲得失敗のボローニャ幹部「彼は不安定だった。来なくてもがっかりはしない」

日本代表DF冨安健洋が所属するボローニャの移籍市場の舞台裏について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。

今冬の移籍市場において、DFアダマ・スマオロ、DFパオロ・ファラゴ、DFヴァレンティン・アントフを獲得し、守備陣を重点的の補強したボローニャ。しかし移籍期間最終日、アントフのほか、レンヌの元イタリア代表DFダニエレ・ルガーニや、元ミランFWエムバイェ・ニアンにも触手を伸ばしたが、いずれも実現しなかった。

ボローニャの指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチは、前線の補強として、かつてミランやトリノで指導した教え子のニアンの獲得を要望。レンヌとのクラブ間での合意を経て、指揮官が自ら、元ミランFWに連絡を取って自身の考えを説明し、ボローニャ加入を勧めた。しかしニアンは、すでにクラブ間で書類の交換を終えた段階で、何らかの疑念を抱き、優柔不断な姿勢を見せた。ミハイロヴィッチは最終期限を提示し、決断を求めたが、ニアンは期限後の17時に移籍の意思を表明。ボローニャ指揮官は裏切られたように感じたのか、会話することも拒んだと伝えられており、移籍は破談に終わった。

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ボローニャの補強を担当するヴァルテル・サバティーニTD(テクニカルディレクター)は、地元メディア『E’ Tv』の番組に出演。ニアンについては、「獲得に非常に近づいたが、近づいたり離れたり、まるでゴムのようだった。彼は不安定な青年だ。彼の振る舞いを見る限り、来なくてもがっかりはしない」と語った。またFW補強の失敗について問われると、「ファンが怒っている?私は怒るファンに怒っている。CFを獲得したとしたら、誰を放出するべきだったと言うのか?(リッカルド)オルソリーニ?(ムサ)バロウ?それとも(ロドリゴ)パラシオか?」と回答した。

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