ブラジル代表FWネイマールは、古巣サントス復帰で合意に達したようだ。
17歳でサントスのトップチームデビューを果たすと、2013年に加入したバルセロナで歴史的な三冠を達成するなど数々のタイトルを手にしたネイマール。2017年には史上最高額の移籍金でパリ・サンジェルマンへ移籍し、公式戦173試合で118ゴール77アシストを記録した。そして5度のリーグ・アン優勝などを牽引し、2013年夏にアル・ヒラルへと活躍の場を移している。
しかしサウジアラビアへ渡った直後、ブラジル代表活動中に膝に重傷を負って長期離脱を強いられることに。復帰後も再びケガを抱えるなど、アル・ヒラルでの1年半で出場はわずか7試合に留まっている。そしてリーグ後半戦の登録メンバーからも外れたことが伝えられていたが、1月に古巣へと復帰する可能性が高まっているようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ネイマールとサントスは条件面で口頭合意。アル・ヒラルと契約詳細を詰める段階であり、来週にも正式に移籍が成立する可能性があるという。
また『GiveMeSport』などに寄稿するベン・ジェイコブス記者は、ネイマールとサントスが個人条件に達して冬の移籍が近づいていると報道。当初はレンタル移籍が濃厚だったものの、ネイマールがアル・ヒラルと契約を解除し、1年間の延長オプションが付帯する半年間の契約を結ぶ可能性も浮上しているようだ。27日にもアル・ヒラルと会談し、最終的な詳細を話し合うと伝えられている。
なお『Footmercato』は、ネイマールはサントス復帰実現のために大幅な減給を受け入れたとも指摘。32歳のブラジル代表は、下部組織時代から2013年の移籍まで過ごした古巣で再起を図ることになりそうだ。
