Neymar Messi PSG 2023Getty

ネイマール「僕とメッシはパリで地獄を経験した」…今夏退団のPSG時代を回想

今夏アル・ヒラルへ移籍したブラジル代表FWネイマールが、パリ・サンジェルマン(PSG)時代を振り返った。

2017年にバルセロナから史上最高額でPSGへと加入したネイマール。公式戦173試合で118ゴール77アシストの結果を残し、5度のリーグ・アン制覇などフランス国内で数々のタイトル獲得に貢献してきた。しかし、度重なるケガやピッチ外の振る舞いが批判を集めることも多く、昨季後半には一部ファンが自宅前まで押しかける事件が発生するなど、ファンとの関係も悪化していた。

そうした中で31歳FWは今夏にPSG退団を決意し、サウジアラビアのアル・ヒラルへと加入している。公私共に仲の良いアルゼンチン代表FWリオネル・メッシも同じく今夏にPSGを退団し、インテル・マイアミへと新たな挑戦の場を求めたが、両者はチャンピオンズリーグ早期敗退後は特にファンの標的となっていた。

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ブラジル『O Globo』のインタビューに応じたネイマールだが、インテル・マイアミへと移籍したメッシについて問われると、以下のように語っている。

「色々なことを経験したけど、僕は彼のシーズンが良いものだったと思っているよ。彼はアルゼンチン代表と一緒に楽園へ行き、パリで地獄を経験した。僕と一緒にね」

「僕らはベストを尽くし、チャンピオンとして歴史に名を刻もうとした……だからこそ、(バルセロナ時代に続き)再び一緒にプレーしたんだ。残念ながら成功はしなかったけどね」

またネイマールは、メッシが昨年のワールドカップで優勝したことについて「それに値したよ」と喜びを語るとともに、PSG退団については「あのような形で去るべきじゃなかった。彼がどんな男で、何をしてきたか……最後まで戦ってきた男だ。不当に批判されたと思うよ」とファンからの扱いに不満を述べている。

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