ニューカッスルは3日、ミランからイタリア代表MFサンドロ・トナーリを獲得したことを発表した。契約期間は2028年までの5年間となっている。
ユースを過ごしたブレシアでトップデビューしたトナーリは、2020-21シーズンのミランへのレンタル移籍から翌シーズンに同クラブへ完全移籍。移籍初年度にミランの11年ぶりセリエA制覇に貢献し、ここまで公式戦130試合に出場してきた。
ミランと2027年までの契約を締結していた23歳のトナーリに対し、今季のプレミアリーグ4位フィニッシュで来季チャンピオンズリーグ出場権を確保したニューカッスルが大型オファーを提示。『The Athletic』などによれば、ミランはボーナス込みの推定移籍金7000万ユーロ（約110億円）のオファーを受け入れる形で移籍を了承した。
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プレミアリーグへの挑戦が決まったトナーリは「僕のキャリアにおける大きなチャンスを与えてくれたニューカッスルに感謝したい。いつもどおり全力を尽くし、ピッチ上で信頼に応えたい。セント・ジェームズ・パークでプレーし、ファンの熱狂を感じられるのが待ちきれないよ」と喜びを語った。
ニューカッスルでは2021年10月にサウジアラビアの政府系ファンドを中心とするコンソーシアムがクラブを買収。豊富な資金力を活かした大型補強でチームを強化しており、今夏の移籍市場でのさらなる大きな動きも予想されている。
