ニューカッスルは、ドイツ代表FWニック・ヴォルテマーデの移籍でシュトゥットガルトと合意に至ったようだ。
シュトゥットガルトで36試合出場18ゴール3アシストを記録し、昨季のDFBポカール優勝にも貢献したヴォルテマーデ。今年6月にはドイツ代表デビューも飾った23歳FWだが、今夏の移籍市場で去就が大きな話題に。当初はバイエルン・ミュンヘンとの交渉が注目されていたが、3度のオファーもクラブ間合意に至らなかったことが伝えられている。
『The Athletic』によると、そんなヴォルテマーデの獲得へ向けニューカッスルが交渉を進めている模様。シュトゥットガルトと移籍金7500万ユーロ(約129億円)+ボーナス500万ユーロ(約9億円)で合意に達したようだ。現在は詳細を詰めている段階だという。
なおニューカッスルでは現在、FWアレクサンデル・イサクの去就に注目が集まっている状況。選手側はリヴァプールへの移籍を熱望してチームへの合流を拒否し、「約束が破られた」と声明を発表。一方でニューカッスル側はイサクの主張を完全に否定しており、対立は深まっている。
『The Athletic』は「ニューカッスルはイサクを売却するつもりがないとの姿勢を貫いている」としているが、ドイツ代表の注目株の獲得が迫っていることを受け、その姿勢に変化があるかもしれない。




