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2点ビハインドから追いつくも…チェルシー、逆転できず直近リーグ戦5試合1勝と苦戦続く

プレミアリーグは20日に第17節が行われ、ニューカッスルとチェルシーが対戦した。

前節サンダーランドとのダービーを落としたものの、リーグカップ準々決勝ではフラムを2-1で下したニューカッスル(勝ち点22/12位)。一方で、公式戦4試合勝利なしから直近2連勝を挙げたチェルシー(勝ち点28/4位)。上位を目指す両チームがセントジェームズ・パークで激突した。

試合はいきなり動く。4分、ショートカウンターから右サイドのマーフィーの精確なクロスにゴードンが合わせたが、GKサンチェスがファインセーブ。しかし、こぼれ球をヴォルテマーデが押し込んだ。ホームチームが開始早々に大きなリードを奪うことに成功する。

勢いに乗るニューカッスルは、7分にも再びマーフィーのクロスからゴードンがフリーで決定的なボレーを放ったが、ここはGKサンチェスがストップ。すると20分、早くも追加点を奪うことに成功した。左で受けたゴードンが仕掛けてクロスを挙げると、飛び込んだヴォルテマーデが繊細なタッチで流し込んでいる。198cmの長身FWの得点はVARレビューでも認められ、ホームチームが相手を突き放す。

2点を失ったチェルシーは、43分にネトがネットを揺らすもハンドの判定。一方でヴォルテマーデにまたも決定機を許すなど、苦しい状況のまま前半を2点ビハインドで折り返す。

追いかけるチェルシーだが、後半の早い時間に1点を返すことに成功。ゴール手前やや遠い位置でFKを獲得すると、リース・ジェームズが見事な一撃を直接叩き込んだ。主将の直接FK弾で1点差まで詰め寄ることに成功すると、54分にはエンソ・フェルナンデスも投入してさらに攻めに出る。

その後チャロヴァーとゴードンが激しく接触するなど、試合はさらにヒートアップ。チェルシーは56分にリース・ジェームズ、57分にネトと立て続けに決定機を作る。すると66分、GKサンチェスのロングキックを頭で収めたジョアン・ペドロが相手DFを振り切り、GKとの一対一を冷静に制した。アウェイチームが試合を振り出しに戻すことに成功する。

追いつかれたニューカッスルは、72分に3枚替え。エランガ、ウィサ、バーンズを投入して立て直しを図る。78分にはウィサのパスにバーンズが反応してボックス内で受けたが、リース・ジェームズのタックルに阻まれた。一方のチェルシーも、81分にカイセドの強烈なミドルシュートが枠のわずか上に外れた。オープンで激しい展開が続く。

ニューカッスルは85分、速攻からバーンズがボレーで合わせるが枠を捕らえず。89分のカウンターでも、エランガがチャンスを活かせない。一方のチェルシーもボックス付近まで攻め込むが、勝ち越しまで至らない時間が続いた。試合はこのまま終了。1-1で1ポイントを分け合っている。

この結果、ニューカッスルはリーグ戦2試合勝利なしに。チェルシーは直近5試合で1勝のみ(3分け1敗)と苦戦が続いている。

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