ニューカッスル・ユナイテッドのスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクが現状に苛立ちを覚えているようだ。
昨シーズンのプレミアリーグで得点ランキング2位となる23得点を挙げ、カラバオカップ制覇やチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献したイサク。これを受け、今夏の移籍市場ではビッグクラブからの関心が届き、中でも強い興味を見せるリヴァプール移籍に選手本人も前向きであると頻繁に伝えられている。
去就が不透明な中、イサクはプレシーズンのアジアツアーを欠席し、ニューカッスルではなく古巣レアル・ソシエダの施設でトレーニングを実施。さらに、クラブはアジアツアーから帰国後に同選手に個別トレーニングを命じ、選手やスタッフの家族を招いてのバーベキューの集いから除外するなど、両者の関係性は悪化の一途をたどる。
イギリス『テレグラフ』によると、1日にリヴァプールからの1億1000万ポンド(約216億円)のオファーを拒否したニューカッスルは、どうやらイサクに対して今夏に売却しないことを通達。これを受け、同選手はクラブの姿勢に対して激怒していると伝えられている。
現時点でイサクの状況がいつ解決するかは不透明なまま。先日にエディ・ハウ監督はイサクの状況に対して「現時点で我々が彼をチームに加えられないことは明白」と話しており、同選手は8日のエスパニョール戦や翌日のアトレティコ・マドリー戦を欠場。さらに、来週末に控えるプレミアリーグ開幕節のアストン・ヴィラ戦も欠場することが濃厚だ。



