現地時間16日、ワールドカップ欧州予選が各地で行われ、グループGではオランダとノルウェーが対戦した。
勝点20で首位に立つオランダだが、この最終節で2ポイント差の3位ノルウェーに敗れれば逆転で首位を明け渡すほか、同じく2ポイント差の2位トルコにも抜かれて3位に転落する可能性もあり、絶対に負けられない一戦を迎えた。
立ち上がりからボールを保持して主導権を握ったオランダに対し、エースのハーランドを負傷で欠くノルウェーはカウンターを狙うものの、前線で起点が作れない状況が続く。13分にはベルフワインの右クロスをデパイが頭で合わせるも、GKニーランの正面。攻勢のオランダだが、決め手を欠く展開が続く。
26分には、中盤でウーデゴールからボールを奪いカウンター。エリア内左でボールを受けたダンジュマがカットインしてシュートを放つも、ゴール右へと外れる。続く27分にはフレンキー・デ・ヨングの浮き球パスをエリア内右のベルフワインが折り返し、最後はデパイが頭で合わせるもGKの正面に飛んでしまう。
ボールを保持しながらも決め手を欠くオランダに対し、前線でボールが収まらないノルウェーはシュートを1本も打てないまま、互いに無得点で試合を折り返した。
シュート0本に終わったノルウェーは後半、ソルバッケンとトルスビーを下げてトルストヴェットとハウゲを投入。すると55分、ノルマンの左サイドからのロングスローをエリア内左でトルストヴェットが競り合い、こぼれ球をトルストヴェットがすかさずボレーで押し込むも枠を捉え切れず。これがノルウェーにとって最初のシュートとなった。
後半いい入り方を見せたノルウェーに対し、前でボールが収まらなくなったオランダは、足を負傷してベンチ入りできないファン・ハール監督がスタンドから電話を使って指示を出し修正を図る。
73分、足を痛めたクラーセンを下げてデ・ローンを投入したオランダに対し、ノルウェーはハウゲとノルマンを下げてキングとグレゲルセンを投入し勝負に出る。
2位以内に入るためには勝つしかないノルウェーが残り時間で攻勢に出るが、オランダも落ち着いたボール回しと鋭いカウンターで流れを渡さない。すると迎えた84分、カウンターからダンジュマのラストパスに呼応したベルフワインが右足で豪快にネットを揺らし、オランダがようやく均衡を破る。
勝てば文句なしで首位通過が決まるオランダにとっては待望の、そして勝つ以外に道がないノルウェーにとっては痛恨の1点。ノルウェーは直後にペデルセンを下げてオルセンを投入するが、ダンジュマに代えてアケを投入したオランダはアディショナルタイムにもロングカウンターからデパイが決めて勝負あり。勝利したオランダが首位通過を決め、2大会ぶりとなるW杯出場を決めた。
■試合結果
オランダ 2-0 ノルウェー
■得点者
オランダ:ベルフワイン(84分)、デパイ(90+1分)
