元オランダ代表監督のルイス・ファン・ハール氏が前立腺がんの治癒を明らかにした。イギリス『BBC』が伝えている。
現在73歳のファン・ハール氏は現役を終えた後に指導者へと転身。アヤックスやバルセロナ、バイエルン、マンチェスター・ユナイテッドなどを歴任し、2021年には3度目となるオランダ代表監督に就任した。
しかし、オランダ代表監督として活動していた中、2022年4月に進行性の前立腺がんを患っていることを公表。ワールドカップ準々決勝でアルゼンチンに敗れた後、監督を退任し、健康面から監督業の引退を示唆していた。
今回、ファン・ハール氏はオランダのテレビ番組『フンベルト』に出演した際、がん治療を終えたことを告白した。
「もうがんに悩まされていない。2年前に何度か手術を受けた。その時は全て大変だった。しかし、最終的には全てうまくいったよ。数か月ごとに検査を受けているが、順調だ。どんどん元気になっているんだ」
