depay netherlands(C)Getty Images

オランダ、2点ビハインドから5分で追いつくもデパイが痛恨のPK失敗でドロー…ウェールズとベルギーも痛み分け

UEFAネーションズリーグは11日にリーグA・グループ4の第3節が行われた。

ワールドカップ出場を決めたウェールズと、FIFAランク2位のベルギーと激突。ウェールズではベイルやダニエル・ジェームズが先発、ベルギーではデ・ブライネやティーレマンスらがスタートからピッチに立った。

試合はベルギーがボールを握るものの、ウェールズの組織的な守備と手数をかけない攻撃に苦戦する展開に。14分には背後に飛び出したジェームズからベイルの決定機を許したが、枠を外れて事なきを得る。それでも50分、巧みなビルドアップから最後はバチュアイの落としを受けたティーレマンスがネットを揺らし、ベルギーが先制に成功する。

その後もベルギーがボールを握る展開が続いていたが、ウェールズも土壇場で反撃。86分、ボックス内に飛び込んでパスを受けたラムジーがヒールでラストパス。これをジョンソンが決めきり、同点に追いついた。試合はこのまま1-1で終了している。

オランダはホームでポーランドと対戦。デパイやデ・ヨングら主力陣が先発した一方、ファン・ダイクはこの試合でもベンチ外に。一方のポーランドでも、レヴァンドフスキがメンバーから外れている。

試合は18分、右サイドへの大きなサイドチェンジを受けたキャッシュがそのままミドルシュートを突き刺し、ポーランドが先制に成功。さらに後半開始早々にも、ジエリンスキが速攻から追加点を奪う。

2点ビハインドを背負ったオランダだったが、すぐさま反応。51分にはボックス内へ飛び込んだクラーセンが押し込んで1点を返すと、その3分後にはドゥンフリースがネットを揺らし、2失点目から5分間で追いついた。さらい後半アディショナルタイムにPKを得たオランダだったが、デパイのキックはポストに直撃。試合はこのまま2-2で終了した。

この結果、勝利は逃すも2勝1分けと無敗のオランダが首位に。ベルギーとポーランドが勝ち点4で続き、ウェールズは同1で最下位となっている。

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