ナポリは、オランダ代表FWノア・ラングの獲得を発表した。
昨シーズンにアントニオ・コンテ監督の下で2年ぶりにセリエAを制したナポリ。新シーズンにスクデットを守り抜き、さらにヨーロッパの舞台でも躍進を目指すクラブは、すでにケヴィン・デ・ブライネを迎え入れ、さらなる補強を目指している。
そんなナポリが強い関心を寄せていたのがラング。ユースから在籍したアヤックスではその才能は開花しなかったが、クルブ・ブルッヘで大活躍を見せ、2024年冬から在籍するPSVでは、チームの主力としてエールディヴィジ2連覇に貢献して、昨シーズンは公式戦44試合で14得点12アシストを記録した。
そして、今週初めにイタリアに到着してメディカルチェックをパスした後、ナポリは17日にラングの獲得を発表。両者は2030年夏までの5年契約を締結した。また、移籍金は2500万ユーロ(約43億円)に300万ユーロ(約5億円)のボーナスが付帯し、PSVはさらに将来的な移籍の際には売却額の10%を手にできる条項も獲得したようだ。
なお、左ウイングを主戦場とするラングは、2年前の33年ぶりのスクデット獲得に貢献するも、今冬の移籍市場でパリ・サンジェルマンに移籍したクヴィチャ・クヴァラツヘリアの代役として活躍することが期待されている。
ラングの獲得を決めたナポリは、その他にもウディネーゼFWロレンツォ・ルッカの獲得にも近づいており、前線の強化を進めている。




