ナポリは26日、セルビア代表GKヴァニャ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチの獲得を発表した。
昨シーズンのセリエAで王者インテルとの熾烈な優勝争いを制して、2年ぶりのスクデットを獲得したナポリ。新シーズンのセリエA連覇、そしてヨーロッパでの躍進に向けて、アントニオ・コンテ監督率いるクラブは、ケヴィン・デ・ブライネを獲得したりと補強を進めている。
そんなナポリの今夏の補強ターゲットの1つがGK。守護神アレックス・メレトの控え、さらにはポジション争いのできる選手を探しており、移籍市場の序盤にはパルマで大活躍する日本代表GK鈴木彩艶の名前も候補に挙がっていた。
しかし、ナポリはトリノで活躍するミリンコヴィッチ=サヴィッチへの関心を強めていた。元ラツィオで現在アル・ヒラルでプレーするセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチを兄に持つ同選手は、直近の3シーズンで同クラブの守護神を務めて安定感のあるパフォーマンスを見せている。
そして26日、ナポリはトリノからミリンコヴィッチ=サヴィッチを獲得したことを発表。1年間の期限付き移籍となり、2150万ユーロ(約37億円)での来夏の買取義務が発生する。
なお、ミリンコヴィッチ=サヴィッチはナポリにとって今夏7人目の新戦力となる。




